【2020年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース新規生・体験練習会(現小学6年生対象)長野市サッカークラブ】
【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
先日、ラグビー界の方と話をした。
その時に話題になった事は、サッカー界が学ぶべき点だと思ったので紹介しよう。
一つ目は、ラクビ―・ワールドカップの試合をテレビで見ていて驚いたこと。
プレーがファウルで中断されると、レフリーの声がテレビ中継から流れていた。
先日お会いした先輩は、ワールドカップをスタジアムで観戦していた。
ファウルを説明するレフリーの声は、スタジアムでも観客に聞こえるように流れていたという。
ピッチ内で起こっていることを、テレビで見ているお茶の間、スタンドで見ている観戦者が共有できていた。
今後、Jリーグでもレフリーのマイクをテレビとスタジアムのスピーカーに繋げたら良いと思う。
レフリーと監督、選手らの会話全てが、テレビ、スタンドの観戦者に流れる。
ピッチ上でプレーが中断されている時、観戦者も、今、なぜ中断されているのかが分かるようになる。
二つ目は、VARのシステム。
今回のワールドカップでは、VARの映像がテレビでも流されていた。
それは、スタジアムのビジョンにも流されていたと先輩はいう。
その場にいる観客の誰もが、難しいジャッジのシーンを映像で確認できるわけだ。
現在のJリーグは、DAZNの中継技術により、ほぼ誤診等もお茶の間で確認できてしまう。
それは、放送席でも同様。
しかし、スタジアムに集まるサポーターには、残念かな届いていない。
スタジアム観戦者だけ、ピッチで何が起きているのかわからないままに、時間だけが過ぎる。
取り残されているような状況がある。
スタジアムでもVAR映像を流すことにより、スタジアム観戦者にもわかりやすい試合運営になると思う。
三つ目、試合後のラグビーの伝統。
勝者チームの選手たちが整列し、敗者チームが退場するのを拍手で送り出す。
私の大好きな、ステキな光景。
試合中は、みな熱く、エキサイトしてゲームをする。
戦いだ。
ラクビーは、サッカーよりも激しい。
しかし、ノーサイド、試合が終わったら、必ず相手を讃える。
スポーツの持つ美の世界です。
時に、見ている観客が涙するほどのシーンがあります。
これぞスポーツマンシップ。
ラグビーワールドカップを終えて少し時間が経ったが、改めてサッカー界が、ラグビー界から学ぶべき点があると思う。