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会長悲鳴マラソン1億ボーナス消滅…原資残800万

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昨日の東京マラソンをテレビでライブ観戦した。

 

今回の東京マラソンは、東京オリンピック選考で特に注目を集めたレースだった。

大迫傑選手が日本記録を更新した。

そして、報奨金1億円を獲得。

素晴らしい。

 

アスリートは、年齢的にも活躍できる期間が短い。

だからこそ、このような報奨金は素晴らしい。

日本は、野球、サッカー、相撲などのプロスポーツは報酬も保証される。

しかし、それ以外の種目では、経済的に厳しい話をよく聞く。

 

以前、多種目のオリンピック金メダリストに話を聞いた事がある。

日本代表の日当が数千円。

所属している企業のバックアップがなければ、選手生活を続ける事も難しい。

まだ所属企業があれば良いが、無い選手もたくさんいる。

プロスポーツであるサッカーは羨ましい、と言っていた。

 

そして、今日のニュース。

日本実業団連合会の報奨金の原資は、残り約800万円であることが判明。

次回のマラソンで日本新記録が出ても、約533万円程度しか報奨金がもらえない可能性があるらしい。

 

日本実業団連合会の報奨金制度で今大会は日本新の大迫選手に1億円、

設定A = 2時間6分台の選手1000万円+チーム500万円が2組、

設定B = 同7分台の選手500万円+チーム250万円が6組。

 

同制度は、東京オリンピックの強化策として2015年に始まり、今年3月で終了。

日本実業団連盟の会長さんは、『この制度は、早い者勝ちです。早くゴールした人がもらえます』

 

活躍した選手に報奨金が払われるのは、アスリートには、素晴らしい企画。

選手のモチベーションアップにつながり、スポーツをする子供たちに夢を与える。

そして、記録もどんどん良くなる。

昨年のMGC、今回の東京マラソンなど、かなり注目が集まり、テレビにくぎ付けになった。

原資が無いなら、更に原資を募れば良い。

 

これだけ注目を集める企画。

喜んでサポートする大手、優良企業さんたちはあると思いますね。

原資が無いから辞める発想から、無いなら集める発想になると良いと思います。

 

電通、博報堂などの大手広告代理店と連携すれば、大迫傑選手の日本記録を塗り替えた選手の為に、直ぐに報奨金が集まると思いますが。

見ている側は、真剣に取り組むアスリートに、感動させられますから。

 

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