【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
先日、車で走っていると、前方が白くなっていた。
いつも見える山が全く見えない。
助手席にいた息子は、そこで写真を撮りだした。
写真に向かって左端が白く空の延長になっている。
いつもは、写真の左端にも山並みが見えるのだが。
青の道路案内標識の後ろには、いつも山が見える。
しかし、全く見えない。
車の位置から見ても、この空はゲリラ豪雨だと分かる。
その時の雨雲レーダーは、
自分たちの向かっている方向の先が、黄色、赤色だった。
そのうち、辺りが急に暗くなり、雷がゴロゴロ鳴り出した。
あっという間に、バシャバシャの大雨。
コンビニの駐車場。
車から降りてから、お店の中まで、ほんの少しの移動だったのに、シャツもズボンもビチョビチョ。
マンホールからは水が溢れ出していた。
長靴が無いと歩けない場所もあったほど。
ほんの瞬間的な雨だった。
最近、毎日のようにゲリラ豪雨のニュースを見る。
気象庁による過去の統計を見ると、1時間降水量80mm以上の年間発生回数は、昔に比べると、かなり増えている。
私が生まれた70年代と比較すると、倍近く増えている。
(気象庁ホームページから)
原因は、地球温暖化。
私が子供の頃の長野は、気温が28℃くらいになれば夏日と言われていた。
しかし、今は、約10℃近くも最高気温が上がってしまった。
夏日は35℃を超えたりするのだから。
気温が高くなれば、空気中に含まれる水蒸気の量が増える。
すると、ひとつの雲からより大量の雨を降らすことが可能になる。
それにより、近年、ゲリラ豪雨が増えていると言われている。
対策は、スマホの活用。
私は、仕事柄、グラウンドにいる時間が長い。
日中、真っ白く、分厚い雲が空にかかっているのを見る。
その後、夕方になり、真っ黒い雲が掛かりだす。
特に真っ黒い雲の下は、たいてい真っ白くなり、豪雨になっているのが目視できる。
その雲が、どの方向に流れるかを予測する。
今は、スマホの雨雲レーダーがあるので、ある程度、豪雨の雨雲がどの方向へ流れるかを予測できる。
先日、三重県でゲリラ豪雨の被害が出た。
その前の 9/3 は、横浜で。
改めて、水の恐ろしさを目にした。
今は、スマホの雨雲レーダーを確認すると、
どのエリアの河川が危ないのか?
どこに避難指示が出ているのか?
が直ぐに分かる。
そうこうしていると、台風15号は日本の首都圏直撃。
街のあちこちに被害が確認されていた。
危ないと思う前に、被害が出る前に、早めの非難が必要な時代になりました。
自治体だけではない、個々に自然災害への備えが、必須な時代到来です。
他人ごとではありません。
被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
そして、少しでも早期の回復を願っています。