2020年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース新規生・体験練習会(現小学6年生対象)長野市サッカークラブ
上高地の小梨平キャンプ場の朝。
緑あふれる木々の中、空気もキレイで気持ちが良い。
急ぐことなく、のんびりと、モーニングコーヒーと朝食を済ませた。
さて、この後に何をするかを父親と話し合い。
せっかく北アルプスに来たのだから、山を散策することにした。
山のガイドは、もちろん父親。
今もなお、100年の歴史を持つ某高校山岳部OB会の会長をしている。
それほど山を愛し、山を知る男です。笑
上高地・小梨平キャンプ場の明神方面の出口にある案内看板。
河童橋からは、0.4km、明神へは、2.7kmの位置にある。
ここが、ハイキングのスタート。
上高地の地図を見て、現在地の確認。
そして、明神、徳沢方向を見る。
『自然探勝エリア』の掲示板。
山に入る為の注意事項が、しっかりと掲出されています。
・歩きやすい靴や、その他整備が必要です。
・ゴミは持ち帰る。
・野生動物にエサを与えない。
・自転車を山岳地域に乗り入れない。
・ライチョウはそっと見守る。
・植物や昆虫などの生き物を採らない。
・植生の中に踏み込まない。
・ペットを持ち込まない。
上高地国有林の掲示板。
『 この美しい自然を大切にしましょう 』
六百沢の入口。
雨が降ると、六百山から大量の土砂が流れ出ています。
流れ出た土砂に木が埋もれています。(写真左下)
木が土砂で1~2m埋もれています。
自然が作りだす風景です。
この付近は、
河童橋と明神の中間地点です。
河童橋まで1.5km。
明神まで1.2km。
ここから、明神に向かってちょっと歩いた先では、この辺りの地質が見られる。
ここの地質は、花崗岩(かこうがん)。
約6000万年前に生成された岩だとか。
想像すら難しい、昔の岩だそうです。
花崗岩は、上高地から、北アルプスの唐松岳まで続いているそうです。
さらに歩いていくと、木々の間から見えたのは、蝶ケ岳(2,677m)。
ちょうど、雲の下の山です。
ここ上高地から 蝶ケ岳 へは、
① 徳沢から
② 横尾から
③ 徳本峠から
の3つのルートがあり、その他にも、
④ 常念岳から
⑤ 鍋冠山から
⑥ 三俣(安曇野)から
のルートで全部で6つある。
雲の合間に見えるのが明神岳。
ここは、明神館。
多くの観光客で賑わっていましたね。
私たちが宿泊していた小梨平のキャンプ場から明神館まで約3km。
のんびりしたペースで散策して、約45分でした。
険しい登山ではなく、心地よい山の散策にはもってこいのルートでした。