常念岳頂上でのコーヒーブレイクを終えて、下山開始。
早朝は凄い雲海が広がっていましたが、徐々に、松本平も見えてきました。
常念岳の頂上付近からは、昨晩宿泊した赤い屋根の常念小屋が小さく見えます。
登ってきた岩場を、足下を確認しながらひたすら下る。
浮石で動く岩があるので、慎重に。
振り返ると、どんどん頂上が遠くなっていきます。
さっきまで、あそこに居たんだと感慨深く頂上を眺めます。
人間の足は凄いですね。
爺が一言。
ここをスキーで滑ったら面白いだろうな~。
かなりの斜度ですが。笑
約1時間かかって下山し、常念小屋へ到着。
小屋に預けていたザックを受け取り、本格的な下山を開始。
爺は、孫に一言。
『 槍ヶ岳は見納めだな。良く見ておけよ 』
しばし、常念岳から山々を眺め、下山を始めた。
上ってくるときは、沢山汗をかき、息を切らして、休んだベンチ。
下りでも、小休止。
小屋から一の沢の中間地点あたりでランチタイム。
下山中、爺に言われ孫が湧き水を汲みに行き、爺がその水で孫に味噌汁を作った。
歩き続けて、その途中での味噌汁は、本当に美味い。
たまたまそこで、背負ってきた飲み水も飲み終えてしまった。
爺は、最後、孫に沢の水を汲みに行かし、それを沸かした。
その後、煮沸したお湯を沢で冷やして、飲み水としてペットボトルへ入れた。
山岳部で山に篭り、山での生活をしていた爺ならではであった。
どんどん登山口の一の沢が近づく。
そして、無事に下山。
父さん、ありがとうございました。
そして、息子、お疲れさん。
親子三代での北アルプス登山を無事に終えました。
めでたしめでたし。
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