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アイヌの立ち位置を変えた人、萱野茂氏

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この夏、訪れた場所。

ここで大地震が発生しました。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

被災されている方々へ、心よりお見舞いを申し上げます。

くれぐれも体調にはご自愛ください。

一日も早い復興を願っています。

 

 

 

 

夏、「アイヌを知る、学ぶ、旅」に出て3日目。

萱野茂  二風谷アイヌ資料館 を訪れた。

 

 

 

前日に行った二風谷アイヌ文化博物館と同様 に、

貴重なアイヌの展示物がたくさん飾られていた。

 

 

 

 

ここを創られたのは、かつて参議院議員も務められた、 故 萱野茂氏。

 

 

 

アイヌ出身初の国会議員。

 

 

国会答弁で、あえてアイヌ語で冒頭の挨拶をしたそうだ。

 

 

 

政界へ入り、アイヌの立場を改善するために働いた方。

 

 

 

 

彼は、ここに資料館を作り、アイヌの文化紹介し、後々、前日行った平取町立二風谷アイヌ文化博物館に多くの展示物を寄贈した。

アイヌのために人生をかけた方。

 

 

館内、写真撮影が許可されていた。

そして、是非、多くの方に伝えて欲しい、とも記されていた。

通常、美術館などへ行くと、写真撮影禁止が多い。

しかし、訪れた人たちに向けて、アイヌについて出来る限り多くの人々へ伝えて欲しい、

と言う彼からのメッセージに思えた。

前日に訪問した博物館も同様に写真撮影が可能だった。

 

 

 

 

彼は、国会に入り、少数民族のアイヌを守る為に尽力された。

彼がいたからこそ、アイヌは、日本の貴重な守るべき少数民族であり、大切に継承していくべきだと道筋がつけられたのだろう、と強く感じた。

 

 

今回、ここに全てを記すことはできない。

しかし、私なりに、実際にその地を訪れることで、

アイヌについて、

多くを知り、学ぶことができた。

 

萱野茂氏が、偉大なる人物であることに、改めて感銘を受けた。

彼はアイヌ文化を継承する活動に多くの賞も受賞されている。

更に、国会へも出て、大和民族以外にも、ここ日本には民族がいる。

それはアイヌであると、日本国民に訴えかけた。

 

自分の民族を絶やさない為に、アイヌ文化振興法をも成立させた。

改めて、 萱野茂氏について、ほんの少しかもしれないが、知ることができて、本当に光栄です。

 

アイヌ文化を絶やさないために、こうしてほんの少しでもご紹介することで、ご協力できればと思い、このブログに書きました。

既に他界されてはいるが、この凄い存在感に圧倒されている自分がここにいます。

 

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