初のサーフィンチャレンジ2日目。
海水浴場の駐車場へ行くと、管理のおじさんが言った。
『 今からかい? 』
それに対し、Kさんは、
『 朝からこんなに風が強いですか? 』
『 朝は、もっと弱かったけどね~ 』
サーフボードを持って海へ向かう。
駐車場は、サーフィンを終えて帰り支度をしている人ばかりだった。
人の波とは反対に、海へ向かう。
海水浴場は、台風接近の影響で、遊泳禁止。
サーフィンは、海水浴場の外でやるもの。
私達が、遊泳禁止になった海水浴場の浜辺を歩き、海へ向かう最中、放送が掛かった。
『 台風が接近しているので、海へは入らないで下さい! 』
誰もいなくなった海水浴場での放送。
『 この放送は、私たちへのものか? 』 と思った。
こんな嵐の中、海へ入るのはいかがなものか? とも思った。
サーフボードを持って歩く。
強風、突風にあおられて、ボードが風にもっていかれそうになる。
ボードを持って歩くのが、かなり大変な程の強風だった。
海へ着き、ビーチサンダルを脱ぐと、強風でサンダルが飛んでいく。
Kさんの息子Aの指示で、砂に穴を掘る。
風で飛ばされないようにする為に、ビーチサンダルの半分を、掘った穴に埋める。
さすが、サーファーの息子!
こんな強風の環境にも、冷静で、かなり慣れていた。
台風の影響で、波は大荒れで真っ黒。
海の中は、砂だらけ。
前日と違い、波は、かなり高い。
波がひっきりなしにバンバンやってくる。
台風は、大丈夫か?
と思いながら海へ入る。
さて、この黒い海でサーフィンはできるのか???
昨日と同じ浜なので、遠浅で足がつく。
それだけでも、とりあえず安心だった。
一発目、ボードにうつ伏せで波に乗り、ただ水の上を走るだけ。
しゅーーーん、と進むボードのスピード感がサイコー!!
ボードが海面を走るのが、はっきり見えた。
風を切る感覚が、気持ち良い。
台風はどこへやら。
台風への不安感は一気に何処かへ吹っ飛んだ。
おまけに、台風上陸前の影響で、波がバンバンくるから、ひっきりなしに波に乗れる。
と、嵐の中でのサーフィンチャレンジは、始まったばかり。
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