千葉県の房総半島で、サーフィンチャレンジ。
もちろん、サーフィンは、生まれて初めて。
今までは、足がつく砂浜でちょっと泳いで遊ぶのが、私にとっての海でした。
その私が、サーフィンをするとは、夢にも思っていなかった。
Kさんに指導して頂きながら、海に入る。
まず、サーフボードの上にうつ伏せになり、ゆるい波に乗って、進むだけ。
Kさんが良い波を見つけ、後ろからボードを押してくれて、スタート。
シューーーン、と海の上をサーフボードで走る。
一言、きもちいい~!
今までにない、初めての感覚。
これは、良い!
海の中へドボンと落ちる事も無く、ボードで水の上を滑った、走った。
爽快な気分になった。
私のボードが止まり、ゆっくりと立ち上がる。
周りを見渡すと、何も見えない。
んっ???
目を細めてみたりするのだが、何も見えない。
あれっ???
その瞬間、ハッと気付いた。
コンタクトレンズが無くなった。
私は、海へ落ちたら目をつぶれば、コンタクトレンズは取れない!と思っていた。
しかし、海の上をボードで走るようになり、顔には自然に水しぶきを受けていた。
その水しぶきが原因だろう。
コンタクトレンズは、知らないうちに流されてしまったようだ。
私の視力は、0.04くらい。
コンタクトレンズが無くなり、周囲が何も見えない。
あぁぁぁぁ
と溜息をつくしかなかった。
視力の低い人なら分かると思うが、めがね、コンタクトレンズ無しで行動するのは大変です。
Kさんが、何処にいるのかも良く分からなくなってしまった。
諦めて、Kさんらしき人を探しながら、ボードを持って海の中を歩く。
Kさんを見つけると、彼が、また、良い波を見つけてくれた。
心入れ替え、ボードを後ろから押してもらって、再スタート。
ボードの上に寝転がっているだけだが、海の上をボードで滑る、走る。
今までに経験した事のない感覚!!!
とにかく気持ち良かった。
おまけに、私にとって何よりも良かったのが、海が遠浅で、足がついたこと。
Kさんには、私が海は苦手だと言う話を全て伝えていた。
海に恐怖心のある私のために、Kさんは、あえて遠浅で足が地面について、サーフィンを楽しめる場所を選んで、連れて行ってくれた。
毎回Kさんにボードを押してもらって、ガンガン滑る、走る。
滑って岸まで行くと、ボードを持って、歩いて、Kさんの所へ行き、また、押してもらう。
これを何度も繰り返した。
すると、Kさんに言われた。
『 ぼちぼち、ボードの上に立ってみよう! 』
これが、かなり難しい。
もちろん、簡単に立てるとは思っていなかった。
その通り。
本当に簡単には立てない。
寝転がっている状態でボードで海の上を走り、スピードがつくとボードが安定してくる。
その良いタイミングで、ボードに立ち上がろうとする。
しかし、
ドボーーーン、と海の中へ落とされる。
何度も、塩水をガンガン飲まされた。
鼻も塩水にやられ、むせ返りながら、
『 世の中、熱中症で大騒ぎだが、これだけ塩水を飲めば、熱中症にはならない 』
と思いながら、ドボンを繰り返す。
そんなこんなで、10本目くらいで、ボードの上に立つことが出来た。
バンザイ!!!な気分になった。
水上のボードで不安定、ヨロヨロとしてはいるが、立ってフワフワと浮いている感覚は、斬新的だった。
サーフィンを始める前に、Kさんには、
『 2日間のサーフィンチャレンジで、ボードに立てたら良いね! 』
と言われていた。
それが、初日の午前中で立つ事ができた。
子供のように、初めて出来た、嬉しい気分を味わった。
もちろん、立てば水中へドボンするので、とてもボードの上に立ち波に乗る状況ではなかった。
しかし、強烈楽しかった。
ガンガンやり続けたので、最後、片足がつってしまい、午前の部は終了。
あっという間に2時間が経っていた。
その後、昼食。
食後の休憩を終え、また午後の2時間はサーフィンに明け暮れた。
Kさんは、だいたい一時間半くらいやれば良いと思っていたが・・・
『 体力あるねー 』
私の体力にのみ、お褒めの言葉を頂きました。笑
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