今年の夏休み。
ドイツサッカースクール東京会員の A を訪ねた。
A のお父さん ( K さん ) は、プロサーフィン連盟の役員。
今回、K さんにサーフィンへ連れて行ってもらった。
K さんに知り合ったのは、彼が主催する東日本大震災で被災した子供たちの為のキャンプ。
そのキャンプ中にサッカー教室があり、私は、その講師の1人としてキャンプに参加させてもらった。
その時、夕食の席で、K さんが子供向けのサーフィン教室も主催している事を聞いた。
海の無い県、長野県の松本市に育った私は、海遊びが得意ではない。
私の子供の頃は、今と異なり、長野県は、高速道路が通っているのは一部分だった。
松本からは、太平洋へも日本海へも、どちらに行くにも、かなり遠かった。
子供の頃に、何度か海水浴へ行った事はある。。。
しかし、泳ぐのは海ではなく、いつもプールだった。
学校のプールは、いつも足がつく。
だからか? 足がつかない海で遊ぶのは苦手だ。
高校生のとき、サッカーの遠征で海の町に滞在した。
試合が終わってから、バスで宿泊先へ向かう道中、海沿いを走った。
海が珍しい長野県人たちだったので、喜んで海に立ち寄ることになった。
私は、試合で足が痙攣していた。
しかし、張り切って海へ入った。
そうしたら、なんと試合の時みたいに足が痙攣してしまった。
それも両足。
その為、転倒してし溺れそうになった。
仲間達が気が付いてくれて、すぐに助けてもらったが、危なかった。
そんな怖い経験があり、私の中には海に対しての恐怖心がある。
Kさんに、サーフィンの話が出た夕食の席で尋ねてみた。
『 Kさんの、親子サーフィン教室で、溺れる子は、いないですか? 』
『 溺れるものなら、溺れてみろ! ってくらいにやっています 』
その言葉には、説得力があった。
なぜなら、丁度、Kさん主催のキャンプ中、自然の川遊び企画があり、子供たちへの水遊び対策を見ていたから。
山中の川で、かなり流れの速い場所もあった。
しかし、Kさんは、子供たちをガンガン川の中で遊ばせていた。
それは、安心、安全が確保されていたから。
スタッフが、大勢関わっており、そして、川の下流では、数名のスタッフが常に待機していた。
子供たちが流されても助けられるように、水の中に立ち、子供たちに声を掛けながら、監視していた。
子供たちへのリスクマネージメントは、完璧に成されていた。
その川遊びの状況を見ていたので、Kさんの言葉を聞いた時、かなりの説得力があった。
この時から、いつか海でサーフィンをやってみたい、やるならKさんにお願いしよう!
と、心に決めていた。
今回、夏休みを利用してサーフィン体験に行きたい、とKさんにお願いしたら、快く受けて下さった。
と言うことで、東京のKさんを訪ね、千葉の房総半島へ連れて行ってもらった。
つづく
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