(日)、(月)と大学サッカー部の同期、北川(通称、将軍)が長野へやってきた。
将軍は、三重県で高校教諭をしており、三重県の国体チーム(県選抜)の監督をも務めていた。
昔は、大学サッカー部の仲間。
今は、指導者としての仲間だ。
『 ニシ、聞きたいことがあるやけど 』
先日、将軍からメッセージが来た。
最初は、メッセージでやり取りしていたが、途中から電話に。
お互い仕事が忙しいから、時間のあるときを見つけて電話でサッカー指導の話をしていた。
『 ニシ、今度長野行ってええか? 』
『 オッケー 』
後日、またもやメッセージが。
『 5/13-14で長野へ行ってええか? 』
とまー、メール → 電話 → メール をしているうちに、いやはや将軍は、長野へやってきた。
『 しかし、あっという間にやってきたな。ホントに、こんなに直ぐに来るとは思っていなかったわ 』
『 だってさー、じゃー、また行くわ! って言ったら、結局いかんやろ! だから、俺は、行こうと思った時に行く事にしてる 』
確かに、この男、全く同じシチュエーションで、ドイツ・ミュンヘンまでやってきたことがある。
私の記憶が定かではなかったので、改めてミュンヘンに何日滞在したかを聞くと、10日も。
『 まじ、そんなにいたっけ? 』
『 あー、ニシが、俺にシェアハウスを探してくれたじゃん! 』
確かに。
あの時も、ドイツへサッカーを勉強しに行きたいからと、いきなりやってきた。
将軍と2日間、サッカー指導の話に明け暮れた。
長野の大自然を歩き、長野市を一望できる露天温泉、夜、寝るまで語りっぱなし。
翌日は、地元のJリーグクラブ、AC長野パルセイロのテストマッチを見ながら、戦術も語った。
その後は、パルセイロのテストマッチに来ていた産業能率大学の小湊監督と伊藤ゴールキーパーコーチと一緒になり、ずーっとサッカー指導の話。
小湊先輩も、将軍の沢山の質問に、丁寧に答えてくれた。
さすがです。
最後に、駅で見送る時
『 ニシ、長野へ来てよかったわ! ありがとな! 』
笑顔で帰っていった。
同じ指導者仲間として、彼の勉強熱心さには、頭が下がる。
何か聞きたい!と思ったら、後回しにせず、今、行動する。
見習うべき指導者像である。
その将軍の姿に感銘を受けた。
思い立ったら吉日。
将軍のでかい背中を見て、改めて、思い立った時に行動に移すことは大切だな、と思った。
将軍、こちらこそ、良い学びと頭の中を整理する時間にもなり感謝している。
ありがとう。
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