昨日、ドイツ・1860ミュンヘン時代の教え子　Manuel（マヌ）　からメッセージがあった。

たまたま私への誕生日メッセージを送ってきたマヌに、返信した。
すると、即座にマヌからまた返信。
それは、マヌの近況報告だった。

１８６０ミュンヘンで当時１６歳だったマヌを指導した。
彼も、今は、もう３２歳になる。
プロ選手になれなかった彼は、旅行代理店で仕事をしているのは知っていた。
今でも５部リーグでプレーし、キャプテンもやっていると言う。
何とも、ドイツらしいフットボールの話を聞いた。
そのうち私がドイツへ行ったら、１８６０ミュンヘン出身の選手のブンデスリーガの試合を一緒に見に行こう、となった。
嬉しいメッセージだった。

その後、夜遅くに電話が鳴った。
スマホを見ると、現在日本の大学へ通う教え子、大学３年生の　Y　。
部員が２００人いる大学サッカー部で、トップチームに入っているという近況報告と、進路相談で電話をしてきた。
彼なりに、きちんと将来的にやりたい事が整理されていた。
その上で、どうやって生計を建て、生きていくかを模索している最中だった。
結局、夜中に、４０分くらい話をした。

昨晩は、ドイツ、日本の、２人の教え子と長い時間コミュニケーションを取った。
彼らと会話をしていると、今も、昔も変わらない。
教え子の中には、プロになった子もいるし、そうでない子もいる。
良い事、悪い事、生きることに四苦八苦している教え子たち。
どんな進路に進もうが、みんな私にとっては、大切な教え子だ。
教え子が巣立って、長く時が経っても、こうやって連絡をしてきてくれる教え子たちに感謝だ。
指導者冥利に尽きる。

今後の活躍を、心から願っている。

２０１８年２月２６日　出版
菊池大介選手と遠藤航選手（共に浦和レッズ）との鼎談あり

『 ニシコーチの 子・育つサッカー ～泣き笑い個性満開スクールデイズ～ 』

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