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批判ばかりで見苦しい、衆議院議員総選挙

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先週、衆議院が解散してから、総選挙へ向けたニュースをよく見聞きする。

 

マイクを持って話す政治家の皆さんは、ライバル政党に対する批判ばかりだ。
相手を罵る。
相手を野次る。
相手の揚足を取る。

その報道を見聞きしていて、思うこと。
残念でならない。
子供のけんかか?とも思う。
最初は、興味本位で見ていた。
しかし、人の批判ばかり聞いていると、飽きる。
また批判かぁ、同じ事言ってるわ、と。
聞きたくも無くなる。

 

もし、子供たちのサッカーの試合で相手チームを批判し、罵り、野次ったらどうなるか?
その選手、指導者、チームは、他から批判されます。
まわりから、浮いた存在になってしまうでしょう。

そんな事にならぬよう、日本サッカー協会は、下記の 『 リスペクト宣言 』 を行っている。

『 日本サッカー協会、Jリーグでは、サッカー、スポーツの社会的役割を強く自覚し、2008年度より、サッカー界におけるリスペクトの重要性を認識し、リスペクトプロジェクトを開始しました。
リスペクトの本質を、常に全力を尽くしてプレーすること、そしてそれはフェアプレーの原点であるととらえています。仲間、対戦相手、審判、指導者、用具、施設、保護者、大会関係者、サポーター、競技規則、サッカーというゲームの精神、それらサッカーを取り巻くあらゆるいろいろな関係の中でとらえていきたいと考え、「大切に思うこと」としました。
「フェアで強い日本を目指す」。リスペクトは、世界からも認められた日本が誇る価値です。日本人らしさを出して戦っていくことが大事です。それがサッカー、スポーツの価値を高めていくことにつながります。こういったことはまさに今の社会に必要なことです。社会からサッカーが尊敬され、サッカーが文化となる。サッカーから、スポーツ、そして日本社会にこういった価値観を広めていきたいと考えています。 』
(日本サッカー協会ホームページより引用)

 

私は、サッカーに携わる人間として、未来ある子供たちにもリスペクト宣言が浸透するように伝えています。

政治家の皆さんは、日本を代表する方々です。
その選挙戦は、候補者同士の戦いである事は理解しています。
しかし、是非、政治家の皆さんには、その戦いで相手を批判して自分を持ち上げるのではなく、相手にリスペクトの精神を持って、より良くなる政治論争をしていただければと強く願います。
相手の批判ばかりしている人には、魅力を感じないので。

批判ばかりでは、この国の先行き、不安ばかりが募ります。
「フェアで強い日本を目指す」
リスペクト宣言は、サッカーのみならず、誰にでも当てはまります。

選挙は、国民の権利であり、義務。
誰に、どの政党に、一票を入れるのか。
衆議院議員総選挙実施が決まった今、この国の将来を見据えた上で、この人に、この政党に一票を入れたい、とぜひ思わせて欲しいものだ。

 

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