今年の夏のオフは、非日常時間としてしっかり休んだ。

オフ期間を利用して、旅をした。
毎日、時間を気にしない旅。
日々の生活は、常に時間に追われて生活をしている。
忙しければ、時間を忘れて夜中仕事。
だからこそ、今回の旅の最中は、時間を一切気にしなかった。
常に自由気ままで、 時間に追われる事はない。
のんびりした。

北海道、自然の中での気ままなテント生活を選んだ。
緑の木の下で、芝生の上で、ビールを飲みながら、のんびりと時を過ごす。
夜は、ビール、ワインを飲み、星空を眺めたりした。

かつて私は、ドイツで１０年を過ごした。
ドイツ人は、夏に２週間、冬に２週間休暇を取る。
みんな家族や友人達と、バカンスへ出掛ける。
皆、そのオフにはどこへ行く、何をすると大いに話題になる。
だから、日々の仕事にも気合いが入る。

夏、冬の長期オフは、ドイツ人にとって国民の権利となっている。

日本の仕事人が口にするのは、休むには勇気がいると。
しかし、長期オフで環境を変えると、新しい考えもパワーも生まれる。

日常生活をシャットダウンし、旅に出て、オフモードに入る。
読書をしたり、景色を眺めたり、のんびりと時間を過ごす。
時間がたっぷりある。
オフは時間が余るくらいが良いと思っている。
そののんびりした時間で日々の生活を振り返る事が出来る。

自分の歩んできた道のりや、今後の人生についても考える。
人生をゆっくり見つめ直す時間になる。
それは、私が、ドイツ生活１０年で学んだこと。
気ままに旅をするのは、長期オフだからこそ出来る貴重な時間です。
できる限り、今でも大切にしています。