先日、居間のテーブルの上にこの手書きの絵があった。
絵は、息子が書いた地図。

翌日、息子はサッカーのリーグ戦。
試合会場での集合時刻は、朝7:３０。
自宅から試合会場までは、約１２キロ。
息子は、ママチャリで行くと言う。
自分で朝6:００に家を出発すると決めていた。
しかし、この地図を見る限り、本当に辿り着けるのか疑問だった。

当日、朝起きると、息子は丁度出発するところだった。

私の心の中では、あの手書き地図で、一度も行ったことの無い12キロ先の目的地まで辿り着けるのかと最後まで疑問を残したままだ。
しかし、息子は『　行ってきます　』　と元気に出掛けて行った。
結果、集合時刻までに会場入りした。

地図を見た時、詳しい地名などの記載は何も無い。
ただ、行く道のみ描いてある。
あの絵で本当に着けるのか？ と思っていた。

私は最近、自分が知らないところへ行くには、必ずスマホのナビを使って行く。
ある意味、スマホがあるから目的地に辿り着くのが普通になっている。

息子は、スマホなど持っていない。
自分で調べて記憶して、自分の力で辿り着いた。
子どもの力は、大人の予想をはるかに超えていた。
改めて、子どもの力は無限大だと感じた。