おいしいものを我慢したり、涙ぐましい努力をしてもなかなか下がらないのが尿酸値。
私は、健康診断で尿酸値が高くなり、通風予備軍になってから、いつもプリン体を意識して飲食してきた。
ビールを減らし、あん肝、白子などの高プリン体の食材を控えてきた。
先日のテレビ番組で、食事から尿酸値へ影響を及ぼすのは、全体のたった2割と知った。
そして、大事なのは、残りの8割。
その8割とはいったい何なのか?
大事なのは、体内で作り出される尿酸が、どのように排泄されているかだと言う。
テレビの実験では、同じ種類の食事を4人に取らせて、その後、尿酸の排泄量を測った。
すると、4人が同じ物を食べても、明らかに尿酸の排出量に個人差があった。
尿酸の排泄量が多い人は、尿酸値も低い。
逆に、排泄量が少ない人は、尿酸値が高かった。
尿酸の排泄機能が低い人は、体内に尿酸を蓄えてしまう為、尿酸値が高いわけだ。
高尿酸の人の9割は、尿酸の排せつが悪いらしい。
私の尿酸値が高くなってから今まで、食べる、飲む事に、いつも意識が集中していた。
プリン体に対してだけでなく、アルコール、糖は、体内で分解される時に尿酸を作り出すため、飲食の際に気をつける様にしてきた。
しかし、摂取よりも、排泄に注意を払う必要性があると知った。
このような話を、今まで聞いたことが無かった。
健康あっての自分だからこそ、必要な知識となった。
自分の尿酸値に対する飲食への固定観念から、新たに健康体のための知識転換が必要だとわかった。
つづく