先日、夜、サッカースクールを終えて車にガソリンを入れに行った。
たまたまセルフの給油所だったので、自分で給油をしていた。
すると、どこからか突然、『 ドカン 』 と強烈な爆発音がした。
俺は、その瞬間、身震いして、身体に緊張が走った。
そして、直ぐに給油機を見た。
給油量の掲示は、止まっていた。
もちろん、給油もストップ。
給油機の故障だろうかとも思ったが、大きな爆発音で、故障どころの騒ぎでは無いと思った。
火が出ていないか心配だった。
とりあえず、給油は途中だったが、給油口に刺してあるホースのノズルを取り出そうとした。
その瞬間、 『 ドカン 』と2度めの強烈な爆発音がした。
今度は、俺の背後からだ。
咄嗟に振り返ると、真っ暗な夜空に光が放たれていた。
キラキラ、キラー!っと、夜空に華やかな光。
爆発音は、『 花火 』だった(大笑)。
一回目の爆発音がした時、さすがの音の凄さにビビった。
給油機からの爆発音だと錯覚してしまうくらい、大きな音だった。
給油機爆発!他に引火したらヤバイ!とまで考えた。
大惨事に巻き込まれたかと思って、背筋が凍るような一瞬の緊張があった。
その後、夜空にバンバンと打ち上がる花火を見るために、ガソリンスタンドのスタッフさんも外へ出てきた。
思わず俺も、ホッとしながら、しばらくきれいな花火を見た。
しかし、ガソリンスタンドで、爆発かと思ったあの瞬間を思い出すと、お恥ずかしながら、久し振りにかなりビビッた自分がいた。
きれいな花火で良かった。
めでたし、めでたし。