今日は、12/24。
言うまでもなく、世界中、クリスマスイブです。

ドイツ時代、よく親友オリバーの実家でクリスマスイブを過ごした。
オリバーのご両親は、スイスに近いドイツの南西部、シュヴァルツバルト(黒い森)に住んでいる。

12/24 は、リビングルームにも大きなもみの木のクリスマスツリーが飾られ、お昼からクリスマスソングが流れていた。
キッチンでは、オリのお母さんは、一日中キッチンで料理をしてくれる。
キッチンからは、いつも良い匂いが漂っていた。

夕方なると、オリの２人のお姉さん、おじいちゃん、おばさんら家族や親族が大勢集まり、みんなで夕食を共にする。
夕食が終わると、お姉ちゃん達のアコーディオン演奏に合わせ、集まったみんなでクリスマスソングを合唱。
その後も皆で、コーヒーと手作りケーキを食べる。
私は、お腹が一杯で、う〜、となっていると、オリのお姉ちゃんに、『　takeo クリスマスは、とにかく食べる日だよ　』　とニコッとしながら、おかわりケーキをお皿に盛られた。
皆、すごい食べっぷりだった。

夜が更けて、教会ではクリスマスのミサが開かれた。
オリのおじさんは、私をそのミサに連れて行ってくれた。
私は、キリスト教徒ではないが、パイプオルガンの心地良い音楽を聴き、心静かになれるミサに参加した。
神聖なるクリスマスイブを肌で感じた。

日本では、大晦日、お正月に家族が集まるのが恒例だと思うが、ドイツではクリスマスがそれに当る。
家族が実家に集まり、みんなで食べ、呑み、語る日。
クリスマスに家族、親族以外の友人が家に行くことはめったにない。
しかし、オリバー・ファミリーは、一人でドイツにいる日本人の私をファミリー同様に受け入れてくれた。
懐かしい、心温まるドイツのクリスマスを思い出す。

ドイツのみなさんへ、メリークリスマス！

Frohe Weihnachten !
Ich wuensche Euch schoenen Weihnachtsfest !
Alles erdenkilich Gute !