先日、合気道を見に行った。
道着を着た子供たちが集合した。
先生が子供たちの前にやってきて、全員が正座をして、挨拶。
合気道教室が始まった。
挨拶の後、子供たちは先生の後に続いて次のことを復唱した。
・怪我をしない
・怪我をさせない
・嘘をつかない
・弱い者いじめをしない
・挨拶をしっかりする
おはようございます
おねがいします
ありがとうございました
その光景を見ていて良いなと思った。
当たり前の事なのだが、声に出して言うと
特に、『 弱い者いじめをしない 』 は現代社会において大切だ。
現在、夜のニュース番組をテレビで見れば、中、高校生たちが命を絶つニュースが多い。
そのほとんどは、いじめが原因だ。
いじめが原因で自殺があれば、いつも学校の責任が大きく報道される。
しかし、最も重要なのは、子供たちのモラルだ。
子供たちが、いじめが良くないと思っているかどうかだ。
それは、いじめをしていた子だけでなく、いじめを見ていた子も同様だ。
いじめが良くないというしつけは、学校云々の前に、まず第一に家庭で教えることだ。
合気道の先生の後に続いて子供が復唱している姿を見て、大切なことだなと思った。
子供たちは、合気道教室に参加すると、毎回、上記を復唱する。
繰り返し、繰り返しだ。
そうやって、子供たちの心に、弱い者いじめをしないメンタリティーを植え付けることは大切だなと思った。
弱いものいじめでは無く、弱い者を助けられるような子供を育てたい。