【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
先日、保護者の方から質問を受けた。
『 子供の忘れ物が多いのですが、少なくするには、どうしたら良いでしょうか? 』
話を伺うと、その方のお子さんは、よく小学校へ忘れ物をしてしまう。
家に置いてある忘れ物を、保護者が小学校へ届ける機会がけっこうあるらしい。
これは大変ですね。
その保護者さんにお伝えした。
『 子供が忘れ物をしたら、小学校へ、忘れ物を届けないという方法もありますね! 』
『 えっ? 忘れ物があったら、子供は学校で困ってしまいます・・・ 』
と思われる保護者の方も多いようです。
忘れ物を学校に届けない理由は、
保護者さんが届けてしまうと、お子さんは、忘れ物をしてしまったという失敗が、失敗ではなくなってしまう。
だから、お子さんは忘れ物をした事を、すっかり忘れてしまうでしょう。
それよりも、失敗したという記憶が、お子さんに残った方が良いのではないでしょうか?
忘れ物をしたら、
小学校で先生に注意されたり、
叱られたり、
物がなくて自分自身が困ったりする。
その記憶は、子供の心に、記憶に残る可能性が高い。
それで子供は、必ずいつか、自分で気付くようになりますから。
そのうち、忘れ物をしなくなる、と思いませんか?
だから、子供の忘れ物に対して、親は見て見ぬふり、気付かないふりをしたらどうでしょう。