先日の篠ノ井学園・俊英幼稚園ドイツサッカースクール(長野市)での一コマ。
今月、幼稚園で運動会が開催される。
その為、運動会の準備として、サッカースクールの冒頭ウォーミングアップではかけっこをしている。
年長の K が、結構良い感じに走っていた。
昨年の今頃、同じように運動会の為にかけっこをしていたのと比べると、かなり走り方がよくなっている。
明らかに、動きがスムーズになっている。
昨年は、一生懸命走ってはいたが、力がスピードになっていなかった。
まだ小さくて、『 走る 』 という動作において、自分の身体をコントロールできていなかったからだと思う。
走る為の体力も備わっていなかったのだろう。
それに、走る基本的な力も足りなかったのだと思う。
厚労省のデータを見ると、昔に比べ、今の子供たちの方が、身長は高く、体重も多い。
しかし、運動能力テストでは、昔に比べて明らかに低下している。
身体は大きくなっているのに、運動能力は低くなっている。
最悪のケースだ。
その背景には、現代社会の子供の外遊びの減少が影響している。
最近の K の走り方を見ていると、かなり喜ばしい。
毎週1回ドイツサッカースクールに参加しているだけでも、大きな変化がある。
『 友達と外で遊ぶ 』 習慣が減っているからこそ、私は、ドイツサッカースクールを通して、子供たちに遊びを提供したい。
仲間と一緒に、走り、跳びまわる。
身体を動かすこと、走り、跳ぶことで、子供は体力を付ける。
そして、走る力をつけていく。
子供たちが、顔を真っ赤にして、汗びっしょりなって走り、外遊びを満喫して欲しい。
それが、現代社会の子供たちに最も必要な事だと思っている。